ドクターヘリとその歴史

ドクターヘリは救急医療用の機材を搭載し、専門医及び看護師を乗せ救急現場へと向かい、現場等から医療機関に搬送すすまでの間出来るという専用のヘリコプターの事を言います。
その日本での歴史は１９９０年代から実験が始まり、１９９５年の阪神淡路大震災では道路が破壊され、使える道路が大渋滞とドクターカーの使用が困難だった為ドクターヘリが活躍し、ドクターヘリ誕生のきっかけとなりました。１９９９年～２０００年厚労省の事業として岡山県と神奈川県県の二か所で試験的事業が実施されその後各地で運用が開始されました。それと共にヘリコプターを所持する機関や団体の増加、医療機器の小型化、高速道路わきの発着場の増設などとその環境も整備されていきました。

矢嶋孝敏・医師 – ドクターヘリ情報